ブエノスアイレスには毎週末運転しているレトロトラムがある。
地下鉄の車両基地のひとつである、ポルボリンの車庫前から出発する。
レトロトラム概要
Tramway Historic of Buenos Aires は 15 November 1980 に開業した。
全長2kmである。
Asociación Amigos del Tranvía (トラム友達協会)によって運営されている。アミーゴというのがラティーノだな。

訪問: 2025年5月11日
概要
公式
Tramway Histórico de Buenos Aires
Tranvía Histórico de Caballito
運行日と運行時間は公式?サイトの2つによって微妙に書いてあることが違うが前者を引用する。
Sábados, Domingos y Feriados por la Tarde:
Junio a Agosto («Invierno»): 15hs a 18hs
Septiembre a Noviembre («Primavera»): 16hs a 19hs
Diciembre a Febrero («Verano»): 17hs a 20hs
Marzo a Mayo («Otoño»): 16hs a 19hs
Domingos por la Mañana:
Todo el año: 10hs a 13hs
:午前は日曜のみ、午前10-13時運行
:午後は土日とも運行。季節によるが概ね15時-20時の間のどこかでは動いている。
※2025年11月ブログ執筆現在
乗り鉄
ちょうど日曜が晴れたので訪問した。
撮り鉄の前に、日が低く影っている時に乗ることにした。
車庫前にはメンバーの1人が死亡し、葬儀のため今日は運休の旨が張り出されていた。
ホワイト企業である(保存協会だから会社ではないかもしれない?)

一般向けは運休だが、以前から予約していた団体用は走らせるとのことで、車庫から出てきた!
職と話していると、客席は不可能だがデッキであれば乗せてくれるらしい!!!むしろ喜ばしいことだ。
保存協会の職?は、若い方はアルゼンチン人には珍しく英語ができた。
もう1人おじいさんの職も、堪能ではないが英語で対応してくれようとしてて驚いた。(基本ラテンアメリカはスペイン語しか話す気がない人多数)

団体客で満員だ。
スペイン語で何やらこのトラムの解説でもしてたのだろうが、筆者はR2D2ではないので分からなかった。

運転台に三菱電機のメーターがついていた。

土産を車内で販売していた。
運賃自体は無料だが、団臨に乗せてくれたお礼もあるし、赤いバッジを購入した。
撮影
光線が出てきたので撮ってみた。
住宅が多く、冬光線だとビル影のせいでショバが少ないが、交差点で撮ることができた。

652号機。京都市電みたいでかっこいい(京都市電見たことないけど)
南半球の冬至が近い、5月のパリっとした光で撮れて満足。日中でもハロゲン点灯も素晴らしい。
このあたりは高級住宅地らしい。ブエノスアイレスでも最も安全な地域で安心して撮影ができる。
犬を散歩してる夫婦に話しかけられたりしたが、民度は高そうだった。
保存車について
今回は652が出た。
他に緑色の258号、赤色の291号がいるらしい。
Wikiによると合計10両も保存者があるらしいが、客用に使っているのは全てではないとお思われる
Buenos Aires heritage tramway museum
Facebookの写真には他の旧型車が映っているので、ブエノスを極めれば撮れるかもしれない。